『神は悪の問題に答えられるか』をインプロで話してみた
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- Опубликовано: 7 сен 2024
- 突発的に渡された本について、即興で説明してくれと言われたシリーズです。
*紹介している本:スティーヴン・T・デイヴィス(編)本多峰子(訳)『神は悪の問題に答えられるか』教文館、2002
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企画・編集:八角 / coeurlcoeurl
出演・編集:しぶたにゆうほ / yuho_shibu
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本動画の楽曲素材は
・モブニコミウドン 様
・MusMus 様
よりお借りしています。
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遊学はチームで活動しています。
WEBサイト:
yugaku.co.jp/
Twitter(X):
/ kk_yugaku
「全知全能の神がいるのになぜ悪があるのか?」
そもそも、神とはなにか、善と悪とはなにかを知らないで、いきなり悪について語るのはナンセンスではないでしょうか。
論じている人たちは「神」とか「善悪」についてそれぞれ自分の観念で語り合っているだけでしょう。哲学的に論じ合うなら、先に神や善悪についての一つの定義を確定してから語り合わなければなりません。
ところで、有名なヨギーであったパラマハンサ・ヨガナンダさんはいつも神と語り合っていると語っていて、彼は「神はなぜ悪を許されるのか」についてこのように語っています。
悪があるのは善があるため、悪が無ければ善も無いから悪が必要だった、というようなことを答えています。
それを読んで自分は、善なんか無くていいから悪も無いほうが遙かに良いじゃないか、善が当たり前すぎてその状態が善であることに全く気がつかない状態こそがベストじゃないかと思いました。
要するにヨガナンダさんの回答は、善があったほうがこの世は面白いという神の趣向によって人間はこの世で善悪ごっこをやっているということになると思います。
ヨガナンダさんが語る神には生命のぬくもりが感じられないと感じられません。
「全知全能の神がいるのになぜ悪があるのか?」という問いが昔から出てきて、答えがはっきりしないのは、最初から神や善悪についての人間の認識が間違っているからだと自分は思います。
コメントありがとうございます。
神についての捉え方がもっと多様にありうるというのはその通りですね。また論者の間で定義に揺れがあるというのもその通りだと思います(多くの哲学的議論に言えることです)。いっぽうで、この本はキリスト教の神学者が悪について議論しているので、「キリスト教における神と悪」という点ではゆるく共通前提があるのだと思います。またその上で(各人の信仰の問題であると同時に)論理的なパズルとして哲学的に考えるプロセスを大事にしているという部分もあるのだと思います。
@@yu_mori
なるほど。
キリスト教の共通認識に基づいているならそうですね。キリスト教の枠を外して考えるともっと考えが広がるのでしょうね。
答えなんてないのかもしれませんし…
返信どうもありがとうございました。